動物看護師はきつい?辛い?現役動物看護師が体験談・実話を基に改善方法を紹介します!

ツッチー

こんにちは!愛玩動物看護師のツチノコです。

どの仕事にも楽しい、やりがいを感じる反面、辛かったり、苦しかったり、悲しかったりすることもあります。

ですが、それは実際に働かなければわかりません。

ここでは、実際に動物病院に勤めてやめてしまった筆者の友人たちの話を紹介し、その後どんな道を進んだのかご紹介していきます。

動物看護師を目指している人は、現実的なお話を。今動物看護師として働いて悩んでいる方には新しい道の提案をできたら良いと思っています。

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目次

動物看護師としてきつい・辛い理由

動物看護師として動物病院で働いて辛いことはなんでしょうか。

動物看護師として動物病院で働くうえで壁になることをリストにまとめてみました。

苦痛や不満の原因となること
  • 職場の人間関係
  • 飼い主との関係
  • 動物の死
  • 仕事内容への不満
  • 雇用条件への不満
  • 人手不足から休みが取りにくい

職場の人間関係

ここが一番重要かつ苦痛・不満の原因になりやすいです。

特に一次診療では獣医師との関係が特に重要で、獣医師から辛く当たられるということがあります。

上司となる動物看護師とのコミュニケーションも大事で、辛く当たってくる人もいます。

うまく関係を作れず、結果として職場環境の悪化につながることで苦痛と感じてしまいます。

飼い主との関係

飼い主も色々で、フレンドリーな方もいますが、中には気難しい方もいます。

動物看護師だからと先生とは違う態度をとる方もいらっしゃいます。

そういう方との接し方も仕事するうえでは苦痛や不満の原因になります。

動物の死

獣医療の現場に立っている以上仕方のないことだと思います。

ですが、百聞は一見にしかず。聞くのと現場で直接見ることは違いますよね。

亡くなってしまった動物と、飼い主の涙は心にくるものがあります。

仕事内容への不満

人手不足の動物病院では最初から様々な仕事を任されることがあります。

ですが、ある程度人が揃っているところだと、最初は雑務ばかりを任されることもあります。

そのため診察に入れず、学ぶ機会すら無いことが不満を感じる原因になります。

雇用条件への不満

勤務形態としては一次診療では固定制勤務。二次診療はシフト制が多いです。

動物看護師は獣医師の独占業務である、処方、診察、診断以外の仕事をこなします。

ですが、その仕事の割に給料が少ないことも事実です。

そのため、割に合わないと辞めてしまうことも少なくありません。

人手不足から休みが取りにくい

動物看護師はその仕事の割に給料が低いことから慢性的な人手不足です。

そのため、人手不足の動物病院が多く、有給が満足に取れず連休もほとんどとれません。

友達や家族とも休みが合わないことも多いため、旅行にも行きづらいです。

イヌくん

結構デリケートな問題が多そうだね

ツッチー

医療だからこその問題も関わってきますね

ここでは私の話と、動物病院を辞めた友人たちの話をいくつかお話しします。

実体験できついと思ったところ

私の経験したことをお話しします。

私の職場は1次診療で、さらに獣医師が1人しかいない小さな病院です。

動物看護師も満足にいないため、職場は常に人手不足となっています。

有給もあってないようなもので、週末は休めないので連休などはほとんどありません。

少し気難しい方が上司になったため、職場の人間関係にも少し苦労しました。

ツッチー

仕事は苦ではありませんが、友人や家族とほとんど旅行に行けてません。

友人が動物病院勤務をやめた話

人間関係の悪化

都内の一次診療の動物病院に勤務。

その職場は給料は高め、仕事内容、勤務形態には不満がなかったのですが

動物看護師の上司との折り合いが悪くなり、転職しました。

給料が低い

都内の一次診療の動物病院に勤務。

人間関係には問題なかったのですが、手取りが15万円を下回っていたため転職しました。

仕事内容への不満

都内の人手のある一次診療を行う動物病院に勤務。

人手がある分、診療に入ることができずに掃除ばかりをずっとやっていたということです。

給料もさほど高くなく、動物看護師として実践的な学びもないため転職しました。

動物看護師できつい・辛い・辞めたいと思った時の対処法

正直な話、一次診療では動物看護師より、獣医師との関係の方が重要なことが多いです。

獣医師からのパワハラ暴言などを日常的に言われる動物病院も残念ながらあります。

逆に獣医師と動物看護師がうまく連携を取れている病院もあります。

辛いと思ったら迷わずやめることも自分を守るための大事な手段です。

簡単ではありますが、それぞれの対処法をご紹介します。

仕事は仕事と割り切る

仕事なので辛いことがある以上、仕事は仕事と割り切ってしまうのも1つの手段です。

ですが、ストレスを溜め込みすぎてしまうことに注意が必要です。

リラックスできる方法を見つける

仕事のストレスを溜め込まないように、自身がリラックスできる方法を見つけることです。

趣味やリラクゼーションに時間を割いてストレスの軽減をするのも1つの方法です。

1人で抱え込まずに相談する

辛いことを家族や友人に相談しても良いですが、それでは職場環境の根本的な解決にはなりません。

職場の上司と腹を割って話、現状がきつい、辛いと申告する必要もあります。

やめる・転職する

働くのが限界だと思ったら転職をするのも大事なことです。

先ほども言いましたが、動物病院は病院によって職場環境に差がかなりあります

そこの病院では合わなくとも、別の病院では自分にすごく合っていることもあります。

なので、思い切ってやめる・転職することも大事です。

ツッチー

私は転職した友人を何人も見てきました。

動物看護師だからこそ活かせること

では動物病院以外に転職するとしたら、どんな職場があるでしょうか?

動物業界では動物病院以外にも動物に関係する職場は色々あります。

  • ペットシッター
  • ペットホテルのスタッフ
  • ペット関連産業の会社員
  • トリマー
  • ペットショップ
  • 動物関係の教育機関の教員

ペット関連産業の会社員として働くことと、動物看護師は一見関係ないように思えますね。

しかし、動物看護師として、獣医療面に携わったからこそ飼い主のニーズの他に病院でのニーズがわかっています。

ペットシッターやホテルなど預かる仕事では、動物たちの異変にいち早く気づくことができます

ツッチー

筆者の友人で動物病院ではなく会社員として働いている人がいます。

転職サイト

いくつかの転職サイトをご紹介します。

リクナビネクスト

リクナビネクストはリクルートが運営している大手の転職サイトです。

動物病院の他にも獣医療の教育機関、実験動物関係などの仕事も求人として載っています。

もちろん一般企業も豊富に求人があります。

自身で企業に応募する他にオファーを待つこともできます。

DODA

DODAはパーソルキャリアが運営している大手の転職サイトです。

動物病院の求人は少ないですが、動物病院に薬や療法食を卸している会社や検査会社などの求人を取り扱っています。

DODAには独自のサービス(無料)としてエージェントサービススカウトサービスパートナーエージェントサービスの3種類があります。

エージェントサービス・・・エージェントが自分に合った求人や履歴書の添削などをサポート

スカウトサービス・・・企業から直接オファーを受け取れる

パートナーエージェントサービス・・・パートナーエージェントが面談後、求人から転職までサポート

PaceBox

paceboxは自身で検索、申請するのではなく、企業側からオファーが来るという転職サイトです。

そのため、paceboxに登録をし、他の求人サイトでも探すという転職活動の仕方ができます。

希望条件を絞って自分に合った条件の求人を受け取れます。

無料登録した後キャリアアドバイザーと相談するシステムもあるので、転職に関するアドバイスも受けることができます。

まとめ

いかがでしたか?

動物病院にも選択肢はたくさんあります。

自分に合った動物病院を探すのは大変ですが、探すお手伝いが少しでもできたら嬉しいです。

もちろん動物病院以外にも選択肢はたくさんあるので、自分に合った職場を探してみてはいかがですか?

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この記事を書いた人

現在動物病院勤務 動物看護師5年目
飼い主様とペット達のために有益な情報を発信します。
資格:認定動物看護師 動物栄養管理士2級 愛玩動物管理士準2級 etc...

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