こんにちは!愛玩動物看護師のツチノコです!
遺伝子検査とはご存知ですか?
人間の方ではダイエットの際に自身に最適な方法のダイエットはどういうものか。を知るために活用されている方が多いですね。
そんな遺伝子検査ですが、犬・猫では病気を知るために活用されています。
最近ではペットショップやブリーダーさんにも取り入れられています。
では、遺伝子検査とはどんなものなのか。どこで検査をすることができるのか。費用はどれぐらいなのか。解説していきたいと思います!
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遺伝子検査とは
遺伝子検査とはその名の通り、遺伝子を検査することです。
「遺伝子を検査するってどういうこと?」
「なにが分かるの?」
と思われるかと思いますが、詳しく解説していきます。
遺伝子とは簡単にいうと生物が作られるときの設計図です。
例えば家を建てるとき、設計図通りに家を建てますよね。
ですが設計図通りでないと崩れる、ぐらつくなどなんらかの問題が生じますよね。
その時に起こるのが病気。と思ってください。
ですが、新築の家がその次の日に崩れるのはありえませんよね。
近い将来起こるかもしれない事を知れるのが遺伝子検査です。
知ることができるのならその対策も備えもできますよね。
定期検診➡️今ペットに起こってる事を調べる
遺伝子検査➡️将来ペットに起こるかもしれない事を調べる
定期検診と遺伝子検査の大まかな違いはこんな感じです。
今回紹介するのはPontelyという会社の遺伝子検査についてです。
Pontelyとは
2018年6月12日創設された会社です。
この会社で遺伝子検査することでおすすめできるポイントは5つあります。
紙媒体での検査結果が多い中、webでの結果を日本語で出しているのはPontelyです。
検査結果が出るまで1ヶ月以上かかる企業もあるのですが、検体を送付してから約2週間で結果が出ます。
会社としてはまだスタートアップで信用がないという飼い主様も安心していただけるように
遺伝子解析は、アニコム先進医療研究所に委託して行っています。
確かな結果なので安心した検査結果になっています。
今後は遺伝的性格検査も追加していくとのことで、言葉が話せない動物たちに遺伝子を介してより通じ合うことができるのはすごいことですよね。
遺伝子検査の内容
遺伝子検査の内容は犬種・猫種によって違います。
品種によって問題となる遺伝子が異なるからです。
Pontelyでは品種ごとに検査したほうが良い項目のプランがあらかじめ設定されているので、どの病気を調べたら良いのかわからない飼い主様にはおすすめです。
プランの項目は獣医師と企業が相談して決めた内容となっています。
遺伝子検査は純血種以外にはできないのではないか?と思われてる飼い主様もいるかと思います。
ミックスでも検査を受けることは可能です。
ですが、どの検査を受けたらいいのかわからない場合はお問い合わせから相談することができます。
遺伝子検査で出る判定は3種類あります。
クリア、キャリア、アフェクテッドです。
- クリア・・・遺伝性疾患を持っていない
- キャリア・・・原因遺伝子を1つ持っている(発症はしない)
- アフェクテッド・・・原因遺伝子を2つ持っている(発症する可能性あり)
アフェクテッドを❌表記にしましたが、アフェクテッドだからと言って必ず発症するわけではありません。
あくまで原因遺伝子を2つ持っているため、発症する可能性があるという事です。
キャリア、アフェクテッドは遺伝子疾患の原因となりうる遺伝子を持っているため、交配させないほうが良いでしょう。
気になる方法とは?
公式HPから手軽に申し込み・検査ができます。
ここでは手順を簡単に説明します。
\ こちらから申し込みできます /
- ペットの名前・品種を入力
- プランが出てくるので検査項目を決定
プランに含まれている病名をクリックすると詳細を確認できます - 検査結果証のタイプを3種類から選ぶ
+で速達のオプションも追加可能 - カートに入れた後決済に進む
※複数頭飼育している場合、2頭目を追加するをクリックし、必要項目を入力する
自身で選択する。から飛びカスタムプラン(犬)・(猫)のページに行く
- ペットの名前・品種を入力
- 表示された病気を選択する
プランに含まれている病名をクリックすると詳細を確認できます - 検査結果証のタイプを3種類から選ぶ
+で速達のオプションも追加可能 - 金額を確認してカートに入れた後決済に進む
※複数頭飼育している場合、2頭目を追加するをクリックし、必要項目を入力する
申込みから2営業日以内に「遺伝子検査キット」が発送
開封して内容物を確認
Pontelyから検査キットが送付されてくる
ペットの頬の裏側の粘膜を採取します
検体を採取した後、送付します
アニコム先進医療研究所株式会社にて解析を行います
検査キット到着から約2週間後、webにて検査結果を確認
会員ページから確認できます。
また、検査結果証も郵送されてきます。
web申し込みで追加検査が可能
追加検査は原則検体採取不要で検査可能
検体の状態によっては再度検体を採取する場合があります
(再度検体を採取する場合も料金は変わりません)
かかる費用は?
1項目税込5,500円で検査できます。
遺伝子検査費用は企業によって様々ですが、高いところですと60,000円とかなり高額な費用がかかります。
その分、Pontelyは1項目約5,000円でできるため、業界最安水準になっています。
Starter Plan | Suggest Plan | Health Plan | |
内容 | 品種ごとに必須の1つの遺伝子疾患を検査 | 品種ごとにおすすめの2つの遺伝子疾患を検査 | 品種ごとにおすすめの3つの遺伝子疾患を検査 |
料金 | 税込5,500円 | 税込10,780円 | 税込15,400円 |
発症報告などの観点から、3項目検査(Health Plan)がない一部犬種については、2項目検査(Suggest Plan)があります。
発症報告などの観点から、3項目検査(Health Plan)/2項目検査(Suggest Plan)ない猫種があります。
支払い方法は次のとおりです。
- クレジットカード(MasterCard、VISA、JCB、DC、AMEX)
- 銀行振込
- コンビニ決済(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)
- LINE Pay
- Amazon Pay(カート確認画面からAmazonへログインすると支払い画面に選択肢が増える)
- 代金引換(別途税込550円の手数料がかかる)
まとめ
いかがでしたか?
最近ではより身近になってきた遺伝子検査。
「調べておけばよかった。」「知っていれば。。」と後悔する前に
少しでも長く一緒に過ごすために大事なペットのもしかしたら起こるかもしれない
将来の病気を調べてみてはどうでしょうか?